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小学生が検定委員長賞を受賞!

富士市内の小学校に通う彼は、小学生ながら検定試験の1級を3科目合格する偉業を成し遂げました!
3科目合格すると「検定委員長賞」の受賞になります。

一般的には高校生以上、大学や専門学校生、社会人が受験する試験です。
10月に実施された検定試験は1級の受験者が全国で約10,000人。
合格者が5,500名でした。

合格者のうち小学生は全国で10名

小学生にとっては、難関の試験を3科目合格したスーパー小学生です。

合格した試験はワープロ検定の1級、文書デザイン検定の1級、プレゼンテーション試験の1級です。
パソコンスクールニフティでは、たくさんの小中学生が検定試験に合格しています。


1級の合格(写真の右上)は大人でも大変な試験です。

ワープロ1級は10分間で700文字以上を入力する速さが必要です。

一般的に早い方が400文字くらいなので、700文字はだいぶ速いクラスになります。さらに、速さだけではなく入力の正確性も必要になります。


また、20分以内にビジネス文書も作成しなければなりません。

ビジネス文書の細かなルールを覚え、更に1級は地図も入るので図形も上手に早く扱えるテクニックが必要です。

合格ラインの目安として、文書の入力とレイアウトを13分、地図を7分、合わせて20分で完成させます。


入力速度とビジネス文書を2つともクリアして合格になります。
小学生では漢字の読みも大変ですが、よく頑張りました。

地図の作成部分では、CTRLキーやSHIFTキーなど様々なキーとの組み合わせや効率的な作図方法を何度も練習して制限時間内に納めることができました。

文書デザイン試験は、指示に従ってワードでチラシを作る試験です。


写真などの画像を配置し、四角や丸などの作図技術や表の活用などワードの幅広いスキルが必要になります。
レイアウトの感覚と操作の速さも必要です。
細かな指示を読み解きながら30分の制限時間内に仕上げます。

プレゼンテーションはパワーポイントを使って、指示の通りにプレゼンテーションを作成します。


パワーポイントの操作だけではなく、グラフの作成や表などエクセルやワードも含めた総合的なスキルが必要になります。

今までは数年にひとり、社会人の方が検定委員長賞を受賞していました。
今回は小学生の受賞に驚きです。

何より、ひたむきに一生懸命頑張った彼が素晴らしいです。


何度も書いてしまいますが、大人でもなかなか受賞できません。

1級を受けたいと言われた時は、不合格で落ち込む顔を見たくなかったので「まだ早いから、やめた方がいい」と何度か言わしてもらいましたが、彼は「挑戦したい!」と迷わず受験し全ての科目を1発で合格しました。

本人はあまり語りませんが、パソコンスクールだけではなく自宅でも一生懸命に頑張っていたと思います。毎回の受講で確実に努力の成果が出ていました。

彼からは、挑戦する勇気とひたむきな努力の大切さを改めて教えてもらいました。

今度はエクセルの情報処理検定の取得に向けて、また一緒にエクセルの基礎から勉強を進めています。

2019年の4月に小学2年生で始めて、6年生の今もコツコツ通ってくれています。
社会人と同じ内容を勉強できるまで、パソコンの操作力が向上しました。
継続は力ですね。将来、いろいろな分野で活かせますように!
今後の目標は5科目の1級合格で、「会長賞」になります。


だいぶ、だいぶ狭き門ですが、彼が望む限り私も一緒に頑張らせていただきます。